Windows 11でhostsファイルを編集する方法
'26.10.20Windows 11のhostsファイルを編集し、特定のドメインを指定したIPアドレスへ接続する方法。
DNSの切り替え前に、新サーバー上のWebサイトを確認する場合などに使用。
hostsファイルの場所
Windows 11のhostsファイルは以下に保存されている。
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
拡張子のないテキストファイル。
hostsファイルの編集方法
- Windowsのスタートメニューで「メモ帳」を検索。
- メモ帳を右クリックして「管理者として実行」を選択。
- 「ファイル」→「開く」を選択。
C:\Windows\System32\drivers\etc\を開く。- ファイルの種類を「すべてのファイル」に変更。
hostsを選択して開く。
編集前にhostsファイルのバックアップを保存しておく。
IPアドレスとドメインを指定
hostsファイルの末尾に、接続先のIPアドレスとドメインを追加。
192.0.2.10 example.com 192.0.2.10 www.example.com
192.0.2.10は説明用のIPアドレス。実際の接続先サーバーのIPアドレスに変更。
example.comも対象ドメインに変更。
wwwあり・なしは別のホスト名として指定。
設定を保存
編集後、Ctrl + Sで上書き保存。
保存できない場合は、メモ帳が管理者権限で実行されているか確認。
hosts.txtなど、拡張子付きのファイルとして保存しないよう注意。
DNSキャッシュの削除
変更が反映されない場合は、DNSキャッシュを削除。
実行場所:コマンドプロンプト
ipconfig /flushdns
DNSリゾルバーキャッシュを消去し、名前解決を再実行できるようにする。
設定の確認
コマンドプロンプトで以下を実行。
ping -4 example.com
表示された接続先IPアドレスが、hostsファイルで指定したIPアドレスになっているか確認。
サーバー側でpingへの応答を禁止している場合も、名前解決されたIPアドレスの確認は可能。
なお、nslookupはDNSサーバーへ問い合わせるため、hostsファイルの反映確認には適さない。
ブラウザで動作確認
hostsファイルの設定後、ブラウザで対象ドメインを開く。
https://example.com/
URLは通常のドメインのまま、指定したIPアドレスのサーバーへ接続。
HTTPSの場合は、接続先サーバーに対象ドメインの有効なSSL証明書が必要。
設定を元に戻す
動作確認が終了したら、追加した行を削除するか、先頭に#を付けて無効化。
# 192.0.2.10 example.com # 192.0.2.10 www.example.com
保存後、必要に応じてDNSキャッシュを削除。
注意点
- hostsファイルの変更は、編集したPCだけに適用。
- DNSサーバーやドメインのDNSレコードは変更されない。
- IPアドレスとホスト名はスペースまたはタブで区切る。
#から始まる行はコメントとして扱われる。- ブラウザ独自のDNSキャッシュやプロキシなどにより、設定が反映されない場合がある。
- IPv6で接続される環境では、IPv4の指定だけで期待どおりに切り替わらない場合がある。
- 確認終了後は設定を元に戻し、古いIPアドレスへの接続が残らないようにする。
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